2006年06月
2006年06月28日
器具と先人
本日、母が圧力鍋を購入し、すじ肉の煮込みを作ってくれました。
←圧力鍋に、昆布、ネギ、すじ肉、大根を入れて純米酒と醤油と水で煮て完成です。
←細くきったしょうがを添えました☆なかなか良い彩りです☆
←感動！もののやわらかさです☆
いつもすじ肉の煮込みを作るときは、普通の鍋で作っているのですが、器具を変えただけでこうも変わるとは！と母と一緒に関心しきっていました。
ちなみに圧力鍋（圧力釜）は、ドニ・パパンさんというフランスの物理学者が1679年に水の沸点が気圧に依存することを発見して開発したと聞きます。
圧力鍋のことをもう少し詳しくいいますと、水の沸点は圧力が高くなるにつれて上昇する性質をもっていて、通常、僕たちが生活している圏内は「1気圧」ですが、圧力鍋の内は「2気圧」に気圧があがります。通常の1気圧では水の沸点は100℃ですが、2気圧だと120℃まであがります。この気圧をあげることによって、生まれる沸点の高温作用をドニ・パパンさんが発見して圧力鍋を発明したのです。それも1679年に、です。
今日、327年の時を得て片上家は圧力鍋の美味しい恩恵を頂きました☆（片上家、圧力鍋を使うのが遅いぞ！といわれそうですが、笑）
フランスで開発された圧力鍋が時代を経て、僕の家庭の中で使われ、美味しいなぁと思わせてくれる。先人の偉業はほんとに偉大ですね☆
←圧力鍋に、昆布、ネギ、すじ肉、大根を入れて純米酒と醤油と水で煮て完成です。
←細くきったしょうがを添えました☆なかなか良い彩りです☆
←感動！もののやわらかさです☆いつもすじ肉の煮込みを作るときは、普通の鍋で作っているのですが、器具を変えただけでこうも変わるとは！と母と一緒に関心しきっていました。
ちなみに圧力鍋（圧力釜）は、ドニ・パパンさんというフランスの物理学者が1679年に水の沸点が気圧に依存することを発見して開発したと聞きます。
圧力鍋のことをもう少し詳しくいいますと、水の沸点は圧力が高くなるにつれて上昇する性質をもっていて、通常、僕たちが生活している圏内は「1気圧」ですが、圧力鍋の内は「2気圧」に気圧があがります。通常の1気圧では水の沸点は100℃ですが、2気圧だと120℃まであがります。この気圧をあげることによって、生まれる沸点の高温作用をドニ・パパンさんが発見して圧力鍋を発明したのです。それも1679年に、です。
今日、327年の時を得て片上家は圧力鍋の美味しい恩恵を頂きました☆（片上家、圧力鍋を使うのが遅いぞ！といわれそうですが、笑）
フランスで開発された圧力鍋が時代を経て、僕の家庭の中で使われ、美味しいなぁと思わせてくれる。先人の偉業はほんとに偉大ですね☆
2006年06月25日
食義46 水無月編 「器の心」 2006年6月25日、奈良新聞掲載記事
今、世間はワールドカップに支配（？）されている。私も見事に支配されている一人だ。特に日本代表のワンプレーワンプレーに一喜一憂し、狂喜乱舞している（この食義が出る頃には、日本の決勝トーナメント進出できるかが決まっている。果たして歓喜か落胆か）…落胆でした（苦笑）
日本代表はもちろんのこと、サッカー自体、私は好きなので、その他の各国の試合も大いに楽しんでいる。今回のワールドカップは時差の関係で大体試合は夜の十時ぐらいからはじまるので、夕飯を6時半ぐらいに食べる私にとってはちょうど小腹がすいてくる時間帯である。となると、サッカー観戦をしながらなにか食べたくなる。そう思って、ふと台所を見るといつもお世話になっている「清澄の村」（奈良市高樋町）の青木さんご夫妻から頂いたジャガイモがあるではないか。掘りたてを頂いたので、そのまま湯がいて食べるのが最高に美味しい。さっそく台所にむかい、鍋の中にジャガイモを泳がせる。ゆらゆらと泳ぐジャガイモは掘りたてなので、表面の皮がとても薄く、やや透明感を帯びているようにも見える（掘りたてほど、ジャガイモの皮は薄く、時間が経つに連れて硬くなってくる。皮の厚さで鮮度がわかるのである）。茹で上がったジャガイモを塩だけで食べる。これがうまい…。掘りたてなので、皮は薄く、その薄い皮の食感と実のほくほくさがとり合わさって美味しいのだ。塩だけでいくらでも食べられるが、少し変化をつけて、バター醤油でも食べてみる。生乳と塩だけで作ったやわらかいバターの香りが奈良県産の醤油のコクと相まっていくらでも食べることができる。サッカー観戦をしながら、おいしいジャガイモでお腹を満たすのは至福の時である。
こうして、鍋から取り出してそのまま食べてもおいしいジャガイモなのだが、私はふと、この野性味あふれるジャガイモにあったお皿を選んで盛りたくなる衝動に駆られる。昔は料理そのものの「味」に興味をもっていたが、今は美味しい料理を作ると、その料理を盛る器にも気を使うようになった。こうして盛った方がきれいかなぁとか、こうしたらあんまり美味しくない料理がおいしそうに（笑）なるかなぁとかいろいろと考えをもって作った料理を器に盛るのは楽しいものである。とはいえ昔の私はおいしく食べれれば器なんてなんでもよいと乱暴なことを思っていた時期があった。たとえば、母がたまたま忙しくて店などで販売している出来合いのものを買ってくるとする。私は器に入れると洗うのが面倒だからと、いつも買ってきた容器に入ったまま食べようとしていた。しかし母は必ず器に移し変えてから出してくれていた。その時はなんでそんな面倒なことをと思っていたが、今になって思うことは、母は食べ手である私に少しでも美味しく食べさせてあげたいという心遣いをもって、たとえ、出来合いのものであっても器に入れ替えて、食べる人のことを考えて華を添えてくれていたと思うのである。
確かに効率「のみ」を考えると、お皿に盛らないでそのまま食べた方がよい。しかし、器に移し変えるという行為によって、たとえ出来合いのものでも華を添え、少しでも美味しく食べてもらおうという相手への心遣いを感じることができるのである。
昔は味がよくて食べれたらそれでよいと思っていた私だが、ジャガイモを茹でる料理ひとつにしても、今は単に食べるだけではなく、器に「盛る」ということを考えることができる心のゆとりが持てていることに、「少しは成長しているのかな」と思えるおいしいジャガイモとのサッカー観戦の日々である。
日本代表はもちろんのこと、サッカー自体、私は好きなので、その他の各国の試合も大いに楽しんでいる。今回のワールドカップは時差の関係で大体試合は夜の十時ぐらいからはじまるので、夕飯を6時半ぐらいに食べる私にとってはちょうど小腹がすいてくる時間帯である。となると、サッカー観戦をしながらなにか食べたくなる。そう思って、ふと台所を見るといつもお世話になっている「清澄の村」（奈良市高樋町）の青木さんご夫妻から頂いたジャガイモがあるではないか。掘りたてを頂いたので、そのまま湯がいて食べるのが最高に美味しい。さっそく台所にむかい、鍋の中にジャガイモを泳がせる。ゆらゆらと泳ぐジャガイモは掘りたてなので、表面の皮がとても薄く、やや透明感を帯びているようにも見える（掘りたてほど、ジャガイモの皮は薄く、時間が経つに連れて硬くなってくる。皮の厚さで鮮度がわかるのである）。茹で上がったジャガイモを塩だけで食べる。これがうまい…。掘りたてなので、皮は薄く、その薄い皮の食感と実のほくほくさがとり合わさって美味しいのだ。塩だけでいくらでも食べられるが、少し変化をつけて、バター醤油でも食べてみる。生乳と塩だけで作ったやわらかいバターの香りが奈良県産の醤油のコクと相まっていくらでも食べることができる。サッカー観戦をしながら、おいしいジャガイモでお腹を満たすのは至福の時である。
こうして、鍋から取り出してそのまま食べてもおいしいジャガイモなのだが、私はふと、この野性味あふれるジャガイモにあったお皿を選んで盛りたくなる衝動に駆られる。昔は料理そのものの「味」に興味をもっていたが、今は美味しい料理を作ると、その料理を盛る器にも気を使うようになった。こうして盛った方がきれいかなぁとか、こうしたらあんまり美味しくない料理がおいしそうに（笑）なるかなぁとかいろいろと考えをもって作った料理を器に盛るのは楽しいものである。とはいえ昔の私はおいしく食べれれば器なんてなんでもよいと乱暴なことを思っていた時期があった。たとえば、母がたまたま忙しくて店などで販売している出来合いのものを買ってくるとする。私は器に入れると洗うのが面倒だからと、いつも買ってきた容器に入ったまま食べようとしていた。しかし母は必ず器に移し変えてから出してくれていた。その時はなんでそんな面倒なことをと思っていたが、今になって思うことは、母は食べ手である私に少しでも美味しく食べさせてあげたいという心遣いをもって、たとえ、出来合いのものであっても器に入れ替えて、食べる人のことを考えて華を添えてくれていたと思うのである。
確かに効率「のみ」を考えると、お皿に盛らないでそのまま食べた方がよい。しかし、器に移し変えるという行為によって、たとえ出来合いのものでも華を添え、少しでも美味しく食べてもらおうという相手への心遣いを感じることができるのである。
昔は味がよくて食べれたらそれでよいと思っていた私だが、ジャガイモを茹でる料理ひとつにしても、今は単に食べるだけではなく、器に「盛る」ということを考えることができる心のゆとりが持てていることに、「少しは成長しているのかな」と思えるおいしいジャガイモとのサッカー観戦の日々である。
2006年06月23日
山椒のように
ジャガイモ、たまねぎに続いて山椒の実を頂きました。
←見事な緑色です☆
←こうして一つずつに実がなっています☆
←完成です！けど、少し食べましたが思ったより少ないです（笑）
山椒を枝から実をとって作るのはけっこう手間で、市場で山椒がいい値段をしているのがわかる気がします。
この山椒はいろいろと使い道があるのですが、僕は豆腐の上にちょっとのせて醤油をかけて食べました。これがなかなか美味☆けど、この山椒はほんとにピリッと辛く、なかなか舌の上から消えません（苦笑）。山椒に含まれるサンショールという辛味成分がこのピリッとを演出しているのです。あと、薬理効果として、健胃、利尿、駆虫などがあげられ、これらの成分は実に多くふくまれていると聞きます。
山椒は、その実こそ小さいですけど、ピリッと辛く、効用も含めてその存在感は大きいです。甘いものをよく食べる甘い僕は山椒のピリッとしたところを見習わないと！と思いました☆
←見事な緑色です☆
←こうして一つずつに実がなっています☆
←完成です！けど、少し食べましたが思ったより少ないです（笑）山椒を枝から実をとって作るのはけっこう手間で、市場で山椒がいい値段をしているのがわかる気がします。
この山椒はいろいろと使い道があるのですが、僕は豆腐の上にちょっとのせて醤油をかけて食べました。これがなかなか美味☆けど、この山椒はほんとにピリッと辛く、なかなか舌の上から消えません（苦笑）。山椒に含まれるサンショールという辛味成分がこのピリッとを演出しているのです。あと、薬理効果として、健胃、利尿、駆虫などがあげられ、これらの成分は実に多くふくまれていると聞きます。
山椒は、その実こそ小さいですけど、ピリッと辛く、効用も含めてその存在感は大きいです。甘いものをよく食べる甘い僕は山椒のピリッとしたところを見習わないと！と思いました☆
2006年06月20日
たまねぎとじゃがいも
先日、知人から美味しそうなじゃがいもとたまねぎを頂きました☆
←いっぱいです☆
←まずはジャガイモです。掘りたてのジャガイモを頂いたので、さっそくゆがきました。
←よく煮えています☆
掘りたてのジャガイモは、ゆでて、塩で食べるとこれまた！
僕は単純な男なので（笑）こうした素材の持ち味がわかるシンプルな料理がとても好きなのです☆写真には写っていませんが、ビールを片手に美味しく頂きました。取れたてのジャガイモにビール、堪能させて頂きました☆
さて、後はこの美味しいジャガイモを食べながらビールを飲んで、サッカー日本代表がブラジルに勝つことを願って応援します！って次の日本対ブラジルは朝の4時からの放送なので、この時間にジャガイモとビールはちょっときついかな（笑）
←いっぱいです☆
←まずはジャガイモです。掘りたてのジャガイモを頂いたので、さっそくゆがきました。
←よく煮えています☆掘りたてのジャガイモは、ゆでて、塩で食べるとこれまた！
僕は単純な男なので（笑）こうした素材の持ち味がわかるシンプルな料理がとても好きなのです☆写真には写っていませんが、ビールを片手に美味しく頂きました。取れたてのジャガイモにビール、堪能させて頂きました☆
さて、後はこの美味しいジャガイモを食べながらビールを飲んで、サッカー日本代表がブラジルに勝つことを願って応援します！って次の日本対ブラジルは朝の4時からの放送なので、この時間にジャガイモとビールはちょっときついかな（笑）
2006年06月16日
2006年06月12日
清澄の朝取りレタス
先日、「清澄の村」の畑で野菜を育てている後輩から、奈良県の品種である朝取りレタスを頂きました。
←美味しそうなレタスです。
←いい断面です☆
←シンプルにトマトと豆腐のサラダにしました☆
←レタスメイン（かな、笑）の晩ご飯です。ハンバーグと玉子焼きにデミグラスソースをかけて、ご飯と食べました。ちょっとお子様てきな組み合わせですけど（笑）
このレタスは、今年から奈良県立大学の後輩が作っているもので、かなりよきものがとれたということで、収穫したその日に電話があり、急いで（笑）頂きました。丹精込めて作った野菜を僕にお裾分けしてくれることがとてもうれしかったです。多謝多謝です☆
味もしゃきしゃき感とみずみずしさが溢れていてとても美味でした。いいレタスを食べていると血液がきれいになるような感じがします。心と身体にうれしい後輩からのお裾分けでした☆
←美味しそうなレタスです。
←いい断面です☆
←シンプルにトマトと豆腐のサラダにしました☆
←レタスメイン（かな、笑）の晩ご飯です。ハンバーグと玉子焼きにデミグラスソースをかけて、ご飯と食べました。ちょっとお子様てきな組み合わせですけど（笑）このレタスは、今年から奈良県立大学の後輩が作っているもので、かなりよきものがとれたということで、収穫したその日に電話があり、急いで（笑）頂きました。丹精込めて作った野菜を僕にお裾分けしてくれることがとてもうれしかったです。多謝多謝です☆
味もしゃきしゃき感とみずみずしさが溢れていてとても美味でした。いいレタスを食べていると血液がきれいになるような感じがします。心と身体にうれしい後輩からのお裾分けでした☆
2006年06月08日
日本NPO学会 in 新潟��
新潟二日目の朝はホテルでバイキング形式の食事を食べました。そこで感じたことは、お米が美味しいということでした！さすがは新潟です。
←新潟市国見のさいとう農園というアイガモ農法（アイガモに虫を食べさせて、農薬を使わない農法）で作られたごはんに、旧巻町の郷土料理の辛子巻き大根をのせました。辛子巻き大根はその名の通り、干して水分をぬいた大根に辛子を巻いています。かど、これがちょっと濃いのですが（笑）ごはんに合います☆
朝食をしっかりと3杯食べて（笑）二日目の学会へと向かいました。
←朱鷺メッセの展望台から見えた太陽。朱鷺にのって太陽を見ている感じかな。
朱鷺にのって（？）無事に学会発表も終わって帰路へと着きました。二日間の新潟だったのですが、一週間ぐらいいた気がなぜかします（笑）
今回の新潟旅行は、改めてとてもよかったなぁと思います。ごはんも美味しかったのですが、それ以上に、人がよかった！（というのもえらそうですけど、苦笑）。僕は地元の人が食べているものを食べたいと思うので、地元の人にいろいろと食のことを聞くのですが、その人々の対応がとても丁寧で、しかも親身でした。朱鷺メッセのインフォメーションでお会いした方、空港の土産物屋さん、インフォメーションでお会いした方、新潟交通（新潟市内を走るバス会社）の方、ほんとにやんわりと優しく接してくれました。おかげさまで新潟がとても好きになりました☆
特に印象に残ったが二人いました。お一人は朱鷺メッセのインフォメーション案内をしている方で、一日目に行ったときにいろいろと新潟のお話を聞いて、美味しい店などを教えてくれ、それを参考にその店にいってとても楽しむことができたのです。そして、二日目に朱鷺メッセにいくと、僕を発見して追いかけてきてくれて、「昨日はどうでしたか？」と声をかけて頂きました。うーん、なかなかできないことです。しっかりと覚えてくれていたこともうれしかったです。
もう一人の方は、空港のおみやげ物屋さんでお会いした佐渡銘醸株式会社の社員の方です。土産物屋さんの入り口に、その会社のお酒が並んでいて試飲ができるようになっていました。興味があったのでちょっとよってみると、社員の方が、ほんとに丁寧に、しかし、押し付けがましくなく、ユーモアも交えて、お話をしてくれました。あまりにも感じがよく本当は買う気はなかったのですが（笑）その人柄とお酒の美味しさで買ってしまいました。
←あま酒を買いました。これが美味しくて☆ところで見た目は大手A社の○ーパードライに似ていますね。そのことを社員さんに話してみると「そうなんですよ〜」と（笑）。けど、こういう形にしたのは、空港で販売するということで、ビンだと重いので考えたとのこと。
その地域を人が好きになるかならないかは、歴史や文化や食をつくる「人」次第だなぁと思いました。もちろん、歴史や文化や食「が」そういった人を作っているともいえます。とにもかくにも新潟がとても好きになった2日間でした☆
←新潟市国見のさいとう農園というアイガモ農法（アイガモに虫を食べさせて、農薬を使わない農法）で作られたごはんに、旧巻町の郷土料理の辛子巻き大根をのせました。辛子巻き大根はその名の通り、干して水分をぬいた大根に辛子を巻いています。かど、これがちょっと濃いのですが（笑）ごはんに合います☆朝食をしっかりと3杯食べて（笑）二日目の学会へと向かいました。
←朱鷺メッセの展望台から見えた太陽。朱鷺にのって太陽を見ている感じかな。朱鷺にのって（？）無事に学会発表も終わって帰路へと着きました。二日間の新潟だったのですが、一週間ぐらいいた気がなぜかします（笑）
今回の新潟旅行は、改めてとてもよかったなぁと思います。ごはんも美味しかったのですが、それ以上に、人がよかった！（というのもえらそうですけど、苦笑）。僕は地元の人が食べているものを食べたいと思うので、地元の人にいろいろと食のことを聞くのですが、その人々の対応がとても丁寧で、しかも親身でした。朱鷺メッセのインフォメーションでお会いした方、空港の土産物屋さん、インフォメーションでお会いした方、新潟交通（新潟市内を走るバス会社）の方、ほんとにやんわりと優しく接してくれました。おかげさまで新潟がとても好きになりました☆
特に印象に残ったが二人いました。お一人は朱鷺メッセのインフォメーション案内をしている方で、一日目に行ったときにいろいろと新潟のお話を聞いて、美味しい店などを教えてくれ、それを参考にその店にいってとても楽しむことができたのです。そして、二日目に朱鷺メッセにいくと、僕を発見して追いかけてきてくれて、「昨日はどうでしたか？」と声をかけて頂きました。うーん、なかなかできないことです。しっかりと覚えてくれていたこともうれしかったです。
もう一人の方は、空港のおみやげ物屋さんでお会いした佐渡銘醸株式会社の社員の方です。土産物屋さんの入り口に、その会社のお酒が並んでいて試飲ができるようになっていました。興味があったのでちょっとよってみると、社員の方が、ほんとに丁寧に、しかし、押し付けがましくなく、ユーモアも交えて、お話をしてくれました。あまりにも感じがよく本当は買う気はなかったのですが（笑）その人柄とお酒の美味しさで買ってしまいました。
←あま酒を買いました。これが美味しくて☆ところで見た目は大手A社の○ーパードライに似ていますね。そのことを社員さんに話してみると「そうなんですよ〜」と（笑）。けど、こういう形にしたのは、空港で販売するということで、ビンだと重いので考えたとのこと。その地域を人が好きになるかならないかは、歴史や文化や食をつくる「人」次第だなぁと思いました。もちろん、歴史や文化や食「が」そういった人を作っているともいえます。とにもかくにも新潟がとても好きになった2日間でした☆
2006年06月07日
日本NPO学会 in 新潟��
新潟市内を散歩していて、笹団子を購入しました。
←笹団子です。もち米とうるち米の粉にヨモギの葉をまぜてこね、小豆餡を包み、笹の葉でくるんで蒸したもので、新潟県の郷土菓子です。
←あけたらびっくりするくらい緑！でした。
そして、一口。うーん、まぁまぁかなぁ（えらそうですいません、苦笑）。ちょっと笹の香りが団子に移っていて、やや香りが強いかなぁという印象を感じました。と、思っていたのですが！食べていくうちにだんだんと美味しくなってきました！最初は、少し笹の香りがきついかなぁと思ったのですが、だんだんとそれが、「風味」と感じてきて美味しいのです。
笹を使うのは、やはり、笹に含まれるタンニンなどの成分によって保存が効くということもあって、昔の人はその笹を団子に包んで作ったのかなぁと思って食べていました。原材料のよもぎ自体も薬効成分が高いもので、ビタミンA,B,C,Dなどのほか、殺菌、止血、下痢止めなどに効果がありますよね（食べて止血はできませんが、笑）。
こうしたその地域を感じさせる郷土料理やお菓子というのは、やっぱり、その地域でとれたものを使って、ごく自然に、何気なく作ってきたもんなんだなぁと思います。純粋な味だけでいえば、笹団子は、そんなにびっくりするほど美味しいものではないかもしれません。けど、毎日食べれる身体に優しいもの食べ物だなぁと思います。その地域の人々が、その地域で手に入りやすいものを使って、その地域の生活にあわせて毎日でも食べられるように作られたのが郷土料理だと思いますから☆
←笹団子です。もち米とうるち米の粉にヨモギの葉をまぜてこね、小豆餡を包み、笹の葉でくるんで蒸したもので、新潟県の郷土菓子です。
←あけたらびっくりするくらい緑！でした。そして、一口。うーん、まぁまぁかなぁ（えらそうですいません、苦笑）。ちょっと笹の香りが団子に移っていて、やや香りが強いかなぁという印象を感じました。と、思っていたのですが！食べていくうちにだんだんと美味しくなってきました！最初は、少し笹の香りがきついかなぁと思ったのですが、だんだんとそれが、「風味」と感じてきて美味しいのです。
笹を使うのは、やはり、笹に含まれるタンニンなどの成分によって保存が効くということもあって、昔の人はその笹を団子に包んで作ったのかなぁと思って食べていました。原材料のよもぎ自体も薬効成分が高いもので、ビタミンA,B,C,Dなどのほか、殺菌、止血、下痢止めなどに効果がありますよね（食べて止血はできませんが、笑）。
こうしたその地域を感じさせる郷土料理やお菓子というのは、やっぱり、その地域でとれたものを使って、ごく自然に、何気なく作ってきたもんなんだなぁと思います。純粋な味だけでいえば、笹団子は、そんなにびっくりするほど美味しいものではないかもしれません。けど、毎日食べれる身体に優しいもの食べ物だなぁと思います。その地域の人々が、その地域で手に入りやすいものを使って、その地域の生活にあわせて毎日でも食べられるように作られたのが郷土料理だと思いますから☆
2006年06月06日
日本NPO学会 in 新潟��
6月3日、4日の二日間で、新潟で行われた日本NPO学会で研究発表を行いにいってきました。新潟は初上陸なので、わくわくして（もちろん、食べることで！です、笑）足を運びました。新潟の最高気温は16℃と、とても快適でした。
→新潟駅です！といっても、新幹線ではなくて、飛行機で行ったのですが（笑）
→学会発表会場の新潟コンベンションセンター、朱鷺メッセです。朱鷺のように（？）高いです。
ここで僕は、「食文化の6次産業からの食育」というタイトルで発表しました。内容は、今まで、いろいろな地域で育まれてきた食文化が失われつつあることを問題提起して、それを今の時代にあった形でなんとかできないかな、ということを考えて、その手法として、食文化の6次産業という１次産業（生産）×２次産業（加工、料理）×３次産業（サービス、提供）を通じて、食の流れをひとつの枠の中で感じることが有効な食育になるんではないかということを発表してきました。
→今回の学会では公開シンポジウムがあって、そのテーマが「スポーツと地域、NPO」でしたので、スポーツ関係で活躍している方々がいろいろと来て、シンポジウムを行いました。そこに、四国アイランドリーグ社長で、西部ライオンズ黄金期を築いた石毛宏典選手が来ていましたので、お話をいろいろと聞かせて頂きました。野球にとても熱い情熱をもっておられて、野球を通しての人材教育、社会貢献のお話を聞かせて頂きました。僕みたいな若造にもとても礼儀正しく、きちんと接して頂きました。すごい人ほど、謙虚だなぁと思います。しっかりと記念撮影もしました☆
さて、本題の（笑）学会後の懇親会です！新潟の食材が並びました☆
→佐渡沖バイ貝の酒蒸しです！つまようじで食べるのですが、これが美味☆磯の香りと肝の濃厚な味がこれまた！日本酒と合いました☆
→新潟県白根産の丸ナスの田楽焼きです。特に珍しいというわけではないかもしれませんが、素朴な味で、味噌の甘みと香ばしさが美味です。
この後、いろいろと食べて、新潟の日本酒をたらふく飲んで（おかげで、日本酒を記録に納め損ねました、苦笑）一日目を終えました☆
→新潟駅です！といっても、新幹線ではなくて、飛行機で行ったのですが（笑）
→学会発表会場の新潟コンベンションセンター、朱鷺メッセです。朱鷺のように（？）高いです。ここで僕は、「食文化の6次産業からの食育」というタイトルで発表しました。内容は、今まで、いろいろな地域で育まれてきた食文化が失われつつあることを問題提起して、それを今の時代にあった形でなんとかできないかな、ということを考えて、その手法として、食文化の6次産業という１次産業（生産）×２次産業（加工、料理）×３次産業（サービス、提供）を通じて、食の流れをひとつの枠の中で感じることが有効な食育になるんではないかということを発表してきました。
→今回の学会では公開シンポジウムがあって、そのテーマが「スポーツと地域、NPO」でしたので、スポーツ関係で活躍している方々がいろいろと来て、シンポジウムを行いました。そこに、四国アイランドリーグ社長で、西部ライオンズ黄金期を築いた石毛宏典選手が来ていましたので、お話をいろいろと聞かせて頂きました。野球にとても熱い情熱をもっておられて、野球を通しての人材教育、社会貢献のお話を聞かせて頂きました。僕みたいな若造にもとても礼儀正しく、きちんと接して頂きました。すごい人ほど、謙虚だなぁと思います。しっかりと記念撮影もしました☆さて、本題の（笑）学会後の懇親会です！新潟の食材が並びました☆
→佐渡沖バイ貝の酒蒸しです！つまようじで食べるのですが、これが美味☆磯の香りと肝の濃厚な味がこれまた！日本酒と合いました☆
→新潟県白根産の丸ナスの田楽焼きです。特に珍しいというわけではないかもしれませんが、素朴な味で、味噌の甘みと香ばしさが美味です。この後、いろいろと食べて、新潟の日本酒をたらふく飲んで（おかげで、日本酒を記録に納め損ねました、苦笑）一日目を終えました☆
2006年06月02日
食卓の花と華
最近は、天気がよくて暑い日が続きますね。お日様が頑張っているから、ふとんを干したり、洗濯するのが楽しい日々です。けど、これから、梅雨が（笑）。梅雨は嫌いではないのですけど、洗濯物の乾きが遅くなるのが難点です。
もうすぐ梅雨だなぁと思う中、先日、いつも仕事で伺っているところの方に綺麗な花を頂きました。
←バラの花を頂きました☆
僕は花には疎く、間違いなく花より団子なのですが（笑）、それでも花を頂けるのは、とてもうれしいことです☆僕みたいなむさくるしい男がいうのもなんですが、花はとてもいいですよねぇ。
この頂いた花は、食卓の上にそっとかざりました。いつも思うことなのですが、こうした花がちょっと置いているだけで、こうも食卓の風景が変わるのかぁと思います。花に限らず、普段の食卓にちょっと何かを加えることで雰囲気ががらりと変わりますよね☆
食卓に花があることで、花が華になって、心を華やかにさせてくれる梅雨前の良き一日です☆
もうすぐ梅雨だなぁと思う中、先日、いつも仕事で伺っているところの方に綺麗な花を頂きました。
←バラの花を頂きました☆僕は花には疎く、間違いなく花より団子なのですが（笑）、それでも花を頂けるのは、とてもうれしいことです☆僕みたいなむさくるしい男がいうのもなんですが、花はとてもいいですよねぇ。
この頂いた花は、食卓の上にそっとかざりました。いつも思うことなのですが、こうした花がちょっと置いているだけで、こうも食卓の風景が変わるのかぁと思います。花に限らず、普段の食卓にちょっと何かを加えることで雰囲気ががらりと変わりますよね☆
食卓に花があることで、花が華になって、心を華やかにさせてくれる梅雨前の良き一日です☆
