2007年01月

2007年01月30日

番茶と塩

 今日の奈良はとても暖かい一日で、まさに小春日和という感じの一日でした☆けど、こんなにもあたたかいと日本酒の発酵は大丈夫かなと思います(食の心配ばかりですが、笑)
 加えてあたたかいせいか花粉症の気配が少しづつでてきたというお話を周りで聞きます。僕は幸い、花粉症ではないのですが、冬になると子供みたいに鼻がぐずる傾向がありまして(苦笑)。そんな時は、鼻を洗うに限ります。よく鼻に水を通して洗うといいということを聞きますが、真水で行うと「つーん」としますよね。そこで、真水ではなくて、番茶に少し塩を加えて鼻を洗うと「つーん」というのが軽くなります。
 
 それは普通に水で鼻を洗うと、鼻の中の塩分濃度と水の塩分濃度が違うので、塩分を薄めようとして水分が濃い方(鼻の中)に向かうという働きがあります。こうして「向かわれる」と鼻の中が痛くなるので、「向かわれないように」もともと鼻を洗う水に塩分をあらかじめ入れておくと、水分が向かわなくなるので痛くならないのです。サイエンスですよね☆
 さっ今日も鼻をしっかりと洗って明日も食べ物の風味をより一層感じよう☆
 

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2007年01月27日

お魚三昧

 先日、新鮮なお魚を手に入れました☆

お魚セット←さば、まがれい、青あじのお魚セットです☆










 うーん、美味しそう☆わくわくしながら調理します☆

あじのさばき←あじをたたきにするためにさばきます。












あじの塩焼き←塩焼きにもします☆












かれいの水切り←まがれいは、まず水切りします。












かれいのまぶし←片栗粉をまぶします☆











かれいのあげ←あげます☆












かれいの姿あげ←まがれいの姿揚げの完成です☆












あじの塩焼きとたたき←続いてあじのたたき、塩焼きも完成です☆










鯖の塩焼き←工程は省略しましたが(笑)鯖も塩焼きしました☆










 どれもシンプルな料理ですが、新鮮なお魚が手に入った時はこういった料理がベストかなと思います☆味も激寒の海を泳いでいるせいかかなり脂がのっていて美味☆
 しかしながら、この日に食べた魚は合計4匹!よく食べました☆これでちょっとは頭もよくなるかも(ドコサヘキサエン酸で、笑)

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2007年01月21日

黒豆豆乳 

 今日は朝食に先日いつもお世話になっている高樋町の農業の女神様から頂いた黒豆豆乳を頂きました☆

黒豆の豆乳←自家製の黒豆で作った豆乳です。このまま飲んでもほのかに甘くて美味しいのですが、少しあたためて醤油をおとすと豆乳の甘みと醤油の塩味がお互いに引き立てあいます☆







 豆乳はとても栄養がありますし、朝に飲むとなんだかとても胃に優しい感じがして好きです☆それに肌にもとてもいいですしって僕がいっても仕方ないのですが(笑)
 けど、農業の女神様は毎朝飲まれていてると聞いていて、その効果か、かなりお肌が綺麗な方です。やはり、食べ物と身体というのは大きなつながりがあるなぁと思います。
 ちなみに豆乳からは豆腐が作れますが、豆腐の歴史は古く、奈良時代(710〜784年)に遣唐使によって伝えられたとされています。記録としては1183年に奈良の春日大社のお供物の記録に「春近唐符一種」の書いてあり、この「唐符=豆腐」が最初の記録といいますから、その時代から豆腐を作る時にこっそり(?)豆乳も日本人に飲まれてきたのかなぁと思います。
 栄養価もあって、豆腐にも変身できる豆乳はえらい!と思いながら、晩ご飯は黒豆湯豆腐にしようかなと思う日曜の朝でした(笑)
 

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2007年01月18日

カレーうどん

 今日の晩ご飯はカレーうどんにしました☆

カレーうどん←片上家のカレーうどんです☆といってもその実体は、昨日のカレーの残りものですが(笑)









 この他にもいろいろとおかずはあったのですが、この日のカレーうどんは僕の中では味噌汁のような感じで食べました(笑)
 しかしながら、寒い冬に食べるカレーうどんは美味しいですよねぇ。カレーうどんのカレーは汁にとろみがあるおかげで、熱が逃げずにあつあつのまま(時として熱すぎるのですが、笑)頂けます。あつあつのところをふぅふぅして食べるカレーうどんはとっても美味☆
 ちなみにカレーうどんは、明治37年頃に東京早稲田の三朝庵というお店が始めて広がっていったと聞きます。さすがは江戸っ子、あかぬけていて、ちょいと色気もある粋なことをするなぁと思います☆奈良っ子も負けずにいかないと(笑)


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2007年01月15日

京丹後

 週末の土曜日に大学関係の仕事で京丹後市の大宮に行ってきました。
 奈良からは約3時間半ほどの距離です。途中まで晴れていたのですが、さすが「弁当忘れても傘忘れるな」といわれる地域で、途中から曇り空になりついた頃には…

雪景色←雪でした☆雪を見るとなぜかわくわくしてしまうのは僕が子供だからでしょうか(笑)










民家←お昼ごはんは歌仙という藁葺きの民家でお蕎麦を食べました☆










鉄瓶←囲炉裏もあり鉄瓶が勢いよく、湯気を出していました☆










蕎麦←蕎麦の実をすべて挽いた十割蕎麦です。蕎麦の香りがとてもよかったです☆










 ここ京丹後市は、中郡峰山町、大宮町、竹野郡網野町、 丹後町、弥栄町、熊野郡久美浜町が合併して2004年4月1日にできた新しい市です。またいろいろな取組みを行っており、旧大宮町で行われていた大宮アグリ21塾から新しく生まれ変わった京丹後塾という団体があって、いろいろと地域で活動を行っています。その方々と京丹後の美味しいものを囲んでいろいろとお話をしました☆

寒ブリ←まずは寒ブリです。とても脂がのっているのですが、生臭くもなく、するっとお腹に入っていくらでも食べれます(一人で一皿ぐらい食べたかも、笑)








ブリの煮物←寒ブリのあらを使って作った煮物です。あますところなく頂きます☆










間人カニ←カニです。やはり、北近畿といえばカニははずせない食べ物ですね。










カニしゃぶ←好みの加減で熱を通して、カニしゃぶで食べました☆カニの身の食感をお好みに調整できて自分の好きなタイミングでぱくっと頂きました☆








ばら寿司←丹後のばら寿司です。身をほぐして甘く煮た鯖、シイタケや錦糸卵、カマボコなどを散らして作るこの地方の郷土料理です。大きなしゃもじで木箱からとります☆色鮮やかですよね☆







 21時には京丹後を出たので滞在時間は短かったですけど、いろいろとおもてなしをして頂き、京丹後の方々のあたたかい気持ちを随所に感じることができました。これからもいろいろといいお付き合いができたらいいなぁと思います☆


2007年01月11日

なかむつまじく、はたにこにこと

 先日、いつもお世話になっている奈良市高樋町の農業の女神様から干し柿を頂きました☆

干し柿←干し柿です☆中央に6つ、端に2個づつ干し柿がありますよね。これは中央に6つ、端に2個づつ干し柿を置く事で、「中に6つ(仲睦まじく)」、「端に2個づつ(端にこにこ)」と、という語呂合わせの縁起を担いでいます。とってもユーモアがありますよね☆






 ちなみに頂いた干し柿は、奈良市内にある精華小学校の児童の方々が作ったものです(農業の女神様のお孫さんが通っています)。
 毎年、干し柿づくりの時期になると、地元の年配の方々と一緒に児童達がマイ果物ナイフで皮をむいて作ります。その数はなんと4000個!
 出来上がった干し柿は、地元300世帯に配られます。そして、その4000個もの柿は地元のある農家の方から無償提供とのこと。うーん、すごいなぁ。
 
 そして、こうして毎年干し柿つくりに使った果物ナイフは、卒業のときに名前を彫って卒業記念にプレゼントされるといいます。昨今の世の中、「ナイフのプレゼントなんて…」と一見思いますが、こうして干し柿作りの思い出とともに使ったナイフは、ずっと子供達の心と身体を守ってくれる気がします☆
 

2007年01月07日

七草粥

 今日は、7日なので七草粥を食べます☆
 七草粥を食べる7日は五節句(年間の節目となる日)の人日(じんじつ)にあたりますよね。文字通り「人の日」なので、この日に人の一年間の無病息災を願い、邪気を祓うために七草の入った粥を食べ、一年の無事を祈るものといわれています。
 そこで春の七草、初春の野から摘んできた野草の生命力を食して、邪気をはらうということなんでしょうね☆

土鍋で七草粥←土鍋で作ります。











七草←春の七草です☆












春の七草は、

芹(せり)→芹
須々代(すずしろ)→大根
御形(ごぎょう)→ハハコグサ
仏座(ほとけのざ)→タビラコ
はこべら→ハコベ
薺(なずな)→ペンペングサ
菘(すずな)→蕪

というふうに、呼び名と元の原材料名とになっています☆

七草←そして軽く湯通しします。











湯通し七草←だいぶ縮んでしまいました(笑)











七草粥←出来上がった粥の上にのせて完成です☆











 手前味噌ながらなかなかよくできていて家族にも好評でした☆
 さっ!これで今年も一年間無病息災で頑張れる気がします☆


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2007年01月05日

福甘湯(ふくあまゆ)

 唐突ですが、ご縁があるようにと本日五日に少し遅めの初詣にいってきました。
 毎年、自宅近くの神社にロードワークがてらに走っていきます(お正月で食べすぎた身体をほぐすために、笑)。
 毎年誰もいない時間帯をねらってのんびりといくので、今年も静かなお参りになりました。神社では毎年お神酒とちょっとしたおつまみをお参りに来た人にふるまってくれるのですが、食い意地が張っているので結構食べてしまうのがいけないところです(苦笑)。
 帰りには少し雨が降り出してきました。しっかり願った後は雨に邪なココロを洗い流してもらった気がしました。けど、さすがに少し冷えたので帰ってから、福茶ならぬ福甘湯を飲みました☆

福湯←福甘湯です☆











 福茶はお正月や節分などのおめでたい時に飲むお茶で、お茶の中に黒豆・昆布・梅干し・山椒などを入れて飲みます。その福茶にならって福甘湯は黒豆を煮た甘い汁ごと茶碗にとって、好みの味でお湯を注いで作ります。黒豆の風味とほんのりとした汁の甘さが身体をあたためてくれました☆
 ちなみに福甘湯というのは僕の創作ですのであしからず(笑)


2007年01月02日

黒豆でまめに

 おせち料理はいろいろと種類があるのですが、甘党の僕は甘いものがやはり好きで、特に黒豆は好物のひとつです☆

黒豆←黒豆です。とても綺麗です☆











 おせちの黒豆には、「黒豆のように真っ黒に日焼けするまでマメに働けますように」という願いがこめられていますよね。マメという言葉はもともと健康という意味も併せ持っているといいます。やはり、まめに働くためには、しっかりとした健康を維持することが大事ですよね。健全な精神は健全な肉体からともいいますし☆
 けど、いくら身体にいいからといっても食べすぎには気をつけないと(笑)



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2007年01月01日

元旦

 新年あけましておめでとうございます☆
 元旦の奈良はとても晴れやかで、気持ちのいい朝でした。皆様の元旦の朝はいかがでしたでしょうか☆
 そして、元旦の朝といえば泣く子もだまる(笑)おせち料理です。

おせち←華やかに並びました。母が昨日から時間をかけて作ってくれました。晴れやかな元旦をこうして迎えられるのも母のおかげです。ほんと感謝感謝です☆








おぞうに←元旦定番のお雑煮です。これまで毎年、僕の家では澄まし汁仕立てだったのですが、今年は澄まし仕立てと味噌仕立てのダブルで作るというバランスのいい(笑)お雑煮です。僕は浮気をして味噌仕立てを頂きました(笑)美味しかったです☆






 さっ!一年の計は元旦にありです。ごはんをしっかりと食べてから、少し寝て(笑)、研究に没頭します☆そして、部屋の掃除もします☆って、去年のするべきことを持ち越しているだけな気がします(笑)
 
 そんな自分に活をいれるべく今年は

「慎独」 「一日は一生の縮図」 「昨日の自分を越える」 

 をテーマにむりせず、なまけず、具体的に精進していきたいと思います☆(ほんとは今年「も」といえればいいのですけど、苦笑)
 皆様、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます♪


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