2010年03月
2010年03月29日
ハート
春の時期は、初鰹として鰹をよく目にする機会がおおくなりますよね(年々、早くなってきている気がしますけど…)。
そんな中、ちょっと珍しいものを頂きました。
←鰹のへそです。
鰹のへそというのは、通称で実際は鰹の心臓になります。鰹は鰹のたたき、鰹節等いろいろな形で古くから親しまれてきた代表的な魚ですよね。鰹のへそを食べるというのは、静岡県の焼津が有名で、その鰹の漁獲量は日本一といわれることからも、様々なバリエーションで鰹を食べる文化が生まれたということは想像に難くありません。
そして、なぜ鰹が焼津でそんなに水揚げされるようになったのかというと…それは論文の締切の関係上、また次回に(笑)。鰹のハートを頂いてしっかりと精進です☆
そんな中、ちょっと珍しいものを頂きました。
←鰹のへそです。
鰹のへそというのは、通称で実際は鰹の心臓になります。鰹は鰹のたたき、鰹節等いろいろな形で古くから親しまれてきた代表的な魚ですよね。鰹のへそを食べるというのは、静岡県の焼津が有名で、その鰹の漁獲量は日本一といわれることからも、様々なバリエーションで鰹を食べる文化が生まれたということは想像に難くありません。
そして、なぜ鰹が焼津でそんなに水揚げされるようになったのかというと…それは論文の締切の関係上、また次回に(笑)。鰹のハートを頂いてしっかりと精進です☆
2010年03月26日
研究会
本日は、京都府立大学で有機農業に関する研究会があり、参加させて頂きました。研究会は10時から始まり、午前は研究発表。昼食をはさんで午後からは、各自の研究領域と研究テーマを通じてのディスカッションを行い、いろいろと議論をさせて頂きました。かなり活発な議論をさせて頂き、その時間が経つスピードの早いことといったら(笑)。
それだけ、知的好奇心があふれる議論をさせて頂き、そのまま懇親会でもいろいろと議論がはずんでとてもいい時間を過ごさせて頂きました☆
食の安全の面から考えて有機農業は切っても切れないテーマ。地域の食産業の中には当然、農業も含まれていて、そうした有機農業も含めて農業全般をいかにして自身の研究テーマである観光によって見せていくかということは、ずっと関心をもって取り組んでいる研究テーマです。今回の研究会で頂いた一流の研究者の方々とのご縁で、ますます刺激と学びと励みを頂きましたので、またいろいろと視野を広げながら精進していきたいと思います。
それだけ、知的好奇心があふれる議論をさせて頂き、そのまま懇親会でもいろいろと議論がはずんでとてもいい時間を過ごさせて頂きました☆
食の安全の面から考えて有機農業は切っても切れないテーマ。地域の食産業の中には当然、農業も含まれていて、そうした有機農業も含めて農業全般をいかにして自身の研究テーマである観光によって見せていくかということは、ずっと関心をもって取り組んでいる研究テーマです。今回の研究会で頂いた一流の研究者の方々とのご縁で、ますます刺激と学びと励みを頂きましたので、またいろいろと視野を広げながら精進していきたいと思います。
2010年03月19日
『熱』を入れて
先日の高知取材の原稿を完成!…させたかと思ったら、この2日間ほど、39度の熱を出してちょっと寝込んでいました(メール等、連絡を頂いた方々への返事が遅れてしまって申し訳在りませんでした…)。
家族をはじめとした大事な方々に、「ちょっと根を詰めすぎやないの?」といわれました(心配をかけてほんと反省です…)。熱も無事にひいたので、風邪関係ではなくておそらく疲労から来る熱だったと思うのですが、今年は僕にとって特に大事な年と思っているので、熱を出すぐらい精進できたことは逆に嬉しくも思ったりしています(格好つけすぎでしょうか、笑)。
というのも、今年に入って熱を出して寝込むのは2回目で、身体の頑丈さだけが取り柄の僕にとっては今までになかった経験です。けど、それと同時ぐらいに、研究やいろいろな物事に対して、今まで以上に真剣に取り組めている年だとも思っています。僕もやっと頑張りすぎて熱が出るくらいになったのかなぁと、なるべく年齢を重ねたせいなんて思わずポジティブに考えています(笑)。
家族をはじめとした大事な方々に、「ちょっと根を詰めすぎやないの?」といわれました(心配をかけてほんと反省です…)。熱も無事にひいたので、風邪関係ではなくておそらく疲労から来る熱だったと思うのですが、今年は僕にとって特に大事な年と思っているので、熱を出すぐらい精進できたことは逆に嬉しくも思ったりしています(格好つけすぎでしょうか、笑)。
というのも、今年に入って熱を出して寝込むのは2回目で、身体の頑丈さだけが取り柄の僕にとっては今までになかった経験です。けど、それと同時ぐらいに、研究やいろいろな物事に対して、今まで以上に真剣に取り組めている年だとも思っています。僕もやっと頑張りすぎて熱が出るくらいになったのかなぁと、なるべく年齢を重ねたせいなんて思わずポジティブに考えています(笑)。
2010年03月15日
『知』
先週末にかけて、研究調査で高知県の津野町に足を運びました。奈良−京都−岡山−香川−徳島をと新幹線と電車でゆられながら向かいます。
←京都から新幹線に乗って岡山から瀬戸大橋を通過中☆
←移動中もお仕事中(ちょっとだけ、笑)
←到着!
←旬なお人がお迎えしてくれます☆
←高知駅です。いい天気です☆
←路面電車も気持ちよく(?)走っています。
津野町へは、高知駅からレンタカーを借りて海岸線を西へ1時間ほど走って向かいました。津野町では、ある集落の廃校を利用し、集落の民家で出資しながら、宿泊、食料店、食堂等を運営している施設があり、そちらに伺っていろいろとお話を伺いました。
←ひっそりした山間に集落があります。
←廃校を活用して運営しています。
←集落で出資して作られたお店です。
日本の農山村に数多くの集落があります。そのような中で稀有な取組みとして様々な活動をお伺いした津野町の集落では行っています。そうした思いと想いを聞かせて頂きました。
←鰹を食べながら、午前1時ぐらいまで(嬉)
←京都から新幹線に乗って岡山から瀬戸大橋を通過中☆
←移動中もお仕事中(ちょっとだけ、笑)
←到着!
←旬なお人がお迎えしてくれます☆
←高知駅です。いい天気です☆
←路面電車も気持ちよく(?)走っています。
津野町へは、高知駅からレンタカーを借りて海岸線を西へ1時間ほど走って向かいました。津野町では、ある集落の廃校を利用し、集落の民家で出資しながら、宿泊、食料店、食堂等を運営している施設があり、そちらに伺っていろいろとお話を伺いました。
←ひっそりした山間に集落があります。
←廃校を活用して運営しています。
←集落で出資して作られたお店です。
日本の農山村に数多くの集落があります。そのような中で稀有な取組みとして様々な活動をお伺いした津野町の集落では行っています。そうした思いと想いを聞かせて頂きました。
←鰹を食べながら、午前1時ぐらいまで(嬉)
2010年03月10日
着想
先日、キャンパスプラザ京都で行われた「アジア・グリーン・ツーリズムの展望」と題したシンポジウムに参加させて頂きました。
シンポジウムでは、日本、韓国、中国の研究者の方々が自らのフィールドでの研究成果について発表しながら、様々なディスカッションが行われました。いろいろとご発表を聞かせて頂いていると、「…!なるほど!」といい着想が浮かんできます。発表を聞きながらいろいろと考えると、なぜかいい着想が浮かぶのです☆得た着想は現在形にしている最中です(ほんの少しだけ、笑)。
シンポジウムでは、日本、韓国、中国の研究者の方々が自らのフィールドでの研究成果について発表しながら、様々なディスカッションが行われました。いろいろとご発表を聞かせて頂いていると、「…!なるほど!」といい着想が浮かんできます。発表を聞きながらいろいろと考えると、なぜかいい着想が浮かぶのです☆得た着想は現在形にしている最中です(ほんの少しだけ、笑)。
2010年03月05日
コミュニケーション
もう3月になってしまいましたね。1月が1年くらい前な気がします(笑)。
最近は、論文・フィールドワーク・論文・フィールドワークといった感じで、デスクと現場を一日交代で往復しています。突然ですが、
と、奈良の吉野へ椎茸のことについてお話を聞きにいかせて頂いた際に撮らせていただいた椎茸の写真です。
椎茸は、古くは縄文時代から食べられている日本人にとって馴染み深すぎるほどの食べ物です。そんなキノコである椎茸は、原木栽培でコナラやクヌギなどの原木にシイタケ菌を植えてつくる方法と、菌床栽培でおが屑と養分をブロック状に固めた菌床にシイタケ菌を植えてつくる方法があります。
共に長所がある椎茸栽培の方法です(写真は原木栽培の写真です)。けど、共通しているところは、当然ですが、菌というみえないものを用いて栽培するということです。菌は種等と違って直接目に見ることができません。そういうみえない菌とある意味でコミュニケーションを行いながら、日本の食として椎茸を作ってきた先人の偉大さをひしひしと感じます。
目に見えないものとのコミュニケーションを通じて、イメージを共有して形を作っていくことの力をもっともっと付けていきたいなぁと思います。
最近は、論文・フィールドワーク・論文・フィールドワークといった感じで、デスクと現場を一日交代で往復しています。突然ですが、
と、奈良の吉野へ椎茸のことについてお話を聞きにいかせて頂いた際に撮らせていただいた椎茸の写真です。
椎茸は、古くは縄文時代から食べられている日本人にとって馴染み深すぎるほどの食べ物です。そんなキノコである椎茸は、原木栽培でコナラやクヌギなどの原木にシイタケ菌を植えてつくる方法と、菌床栽培でおが屑と養分をブロック状に固めた菌床にシイタケ菌を植えてつくる方法があります。
共に長所がある椎茸栽培の方法です(写真は原木栽培の写真です)。けど、共通しているところは、当然ですが、菌というみえないものを用いて栽培するということです。菌は種等と違って直接目に見ることができません。そういうみえない菌とある意味でコミュニケーションを行いながら、日本の食として椎茸を作ってきた先人の偉大さをひしひしと感じます。
目に見えないものとのコミュニケーションを通じて、イメージを共有して形を作っていくことの力をもっともっと付けていきたいなぁと思います。