2011年12月

2011年12月31日

年越し

 2011年もあと数時間になりました。今年はいつもの年以上に多くの方々にお世話になった一年でとても充実した年を過ごさせて頂きました☆

120101_000641←そんな一年の最後はやはりこれで☆











 2012年も素敵な一年になるように精進できればと思います☆皆様来年もまたどうぞ宜しくお願い致します☆



syokugi at 22:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年12月21日

フィールドワークと清酒とお鍋

 あっという間に年末が迫ってきましたね。10月からは一週間のサイクルが、奈良−京都−神戸−奈良といった感じで、関西を移動しています。
 先日は、神戸国際大学の学外授業で地元の灘に足を運んで、灘の酒文化について現地でフィールドワークをしました。学生の皆さんがとても活気と真面目な姿勢があったおかげで、灘という地域がなぜ酒造が盛んになったのか、その背景や時代・社会との関係性といったいろいろな話をお聞きすることができました。


111221_155905←お話をお伺いした酒造会社の資料館です。












 いろいろな視点から、様々な準備をして現場に望んで、調査しまとめていくこと、そして、そうしたプロセス自体がある種の観光であり、学びでもあり、体感の場でもあり、楽しみの場でもあることを共有できました☆(思いこみでなければ、笑)。


111223_002220←そして、その日の夕食は灘で頂いた清酒とともに、お鍋を頂きました☆昆布でとった出汁に、白菜、豚肉、しめじを加えてお鍋です。









 とっても美味しく頂きました☆


syokugi at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!食文化 

2011年12月07日

鰹と柚子の6次産業

 怒涛のスケジューリングで11月(というとオーバーですが、笑)が終わり、もう12月です。何かしているようで何もできていないような毎日なので(汗)しっかりと一日一日を見つめながら、動いていきたいなぁと最近、改めて実感しています。

 そのような中、先日(といいましてもかなり経ちましたが…)、高知県へ足を運びました。御目当ては戻り鰹と柚子です☆

2011111217410000←鰹のたたきを塩で頂きました☆










2011111217530000←四万十川のえびの素揚げと…










2011111217540000←四万十川の川のりの天ぷらも頂きました☆









 高知市内にあります藤のやというお店で頂いたのですが、鰹のたたきはその身の甘さと味加減に加えて、わらを燻した時のほんのりとした香りが絶妙に鰹に着せられていて、本当に美味しかったです。川えびはぱりぱりとした食感の中に濃厚な旨みがあり、川のりの天ぷらはふわっとした歯ごたえの柔らかな天ぷらでした☆


111113_094030←そして、翌日は高知市内で行われていた日曜朝市に訪れ、いろいろと高知の農作物や加工品を見させて頂いて後に…











111113_155801←安芸郡馬路村にあるゆずの森加工場(馬路村農業協同組合)に足を運びました。











 ご存じの方も多いと思いますが、馬路村は柚子の生産・加工・販売で地域の様々な資源を活用して事業を行っていることで高名な地域で、一度、伺ってみたかったところです☆


111113_161308←工場見学後に頂きましたゆずジュースです☆












111113_162357←直売所も併設されていて、中では柚子の加工品がずらりと並んでいました。











 ちょうど柚子の収穫時期ということもあって、多くの柚子農家の方々が収穫されていました。
 そして、思ったことは柚子を中心として6次産業がとてもスムーズに形成されていることです。加えて、柚子そのものの原料供給も、馬路村だけではなく、近隣の市町村と連携して生産している形を作っていることも、6次産業の次なるステップとしてとても興味深く拝見させて頂きました。さらに、柚子の加工施設が観光として受け入れる体制も万全に整っています。

 それともう一つ、特徴的だったのは、馬路村までの道のりです。高知市内から車で1時間ほどで到着する距離に加えて、山道とはいえ、比較的通りやすく、アップダウンが少ないので、距離的なことに加えて、心的にもアクセスしやすい立地条件にありました。この「心的に」というのはとても大事なことだと僕は思います。同じ時間の道のりでもその過程がどういうものがということが訪れる人々に与える影響はけっこう大きいように思えます。
 普遍性・一般性を持ち保ちながらも、独自性を出していくための要素にはいろいろなファクターが潜んでいるなぁと思いました。