2012年02月

2012年02月06日

食文化の6次産業化

 あっという間に2月になりました(もうお正月がはるか前に感じます・・・)。1月は末ぐらいまで年末年始の体調の悪さを引きずっていましたが、今は元気いっぱいです(なんだかこんな男がいうと気持ち悪いですが、笑)。
 そのような元気いっぱい(?)の中、先日、石川県の七尾市と能登町に足を運びました。


120125_152334←能登半島の海沿いや・・・













120125_124756←山沿いを走って☆













120125_125335←おおっっ!(奈良ではなかなか見ることができないのでついつい…)












 能登へは、いつもとてもお世話になっている先生の調査に同行させていただいて、能登伝統野菜の生産、加工、流通、販売といったプロセスに関する調査にお伺いさせて頂きました。
 

120124_161531←能登伝統野菜の一つの沢野ごぼうの畑を案内して頂き、いろいろとお話を聞かせて頂きました。





120125_133118←そうした沢野ごぼうを使用した新たなお酒(野菜酒と勝手に命名しますが☆)を造っていこうとされている酒蔵にもお伺いさせて頂きました。










 そしてその後は・・・


120124_181928←ご案内して頂いた地元の方のご推薦のお店で、美味しい海の幸を頂きました☆











120124_184857←げんげ(幻魚)の天ぷらと・・・














120124_183843←カワハギのお刺身も頂きました(カワハギの肝が美味でした☆)












 観光において感じる地域の特色は、その土地の食から体感して楽しむという過程を通じて、より魅力あるものへと昇華されていくと思います。そこではそうした食をどのようにして観光資源として捉え、誰がどのように発信し、プレゼントしていくかということが着目されます。
 最近、これまでにいろいろな地域の食の発信の仕方やその形成過程をお聞きさせていただいたデータの蓄積から、成立していくための要素が少しずつですが整理されてきたように思えます。これを論文にまとめていくのが今年の大きな仕事になりそうです(まとめられるかな、汗)。