2012年06月
2012年06月23日
トータルフット
最近の土日はお昼を自宅で頂くことが多いので、ゆっくりと料理(簡単な)をして英気を養っています。
←ある日の昼食・たまねぎとキャベツのスープにニンニクと玉ねぎをゴマ油で炒めたチャーハンローストビーフ添え。
そして、今日は梅雨の晴れ間に恵まれて、いつもお世話になっている先生からお誘いを受けて、午後から久しぶりにサッカーをしてきました。球技全般はどれも好きで、その中でもバスケ・バレーボール・野球・サッカーは(かろうじて、笑)参加できるだけの動きはできるので、久しぶりに思いっきり汗をかかせて頂きました。
ほとんどの方々が経験者(しかもかなりの腕前)でしたので、とにかく技術が高くて…特にボールのトラップとパスの精度が僕とは段違いでした。加えて、サッカーはチームスポーツなので、そうした技術に加えて全体を俯瞰する力、タイミングを計る力といったことも要します。それは研究・教育と同じで、僕にとってスポーツをその身で行うことは極めて身体的にそれらのことを体感し実感する貴重な時間を頂けます。
食もそうですが、そうしたトータルさを成してこそ、大きなパフォーマンスが発揮されるので、常に心身で意識していきたいのですが、なかなかなのが悩ましいところです。
←ある日の昼食・たまねぎとキャベツのスープにニンニクと玉ねぎをゴマ油で炒めたチャーハンローストビーフ添え。
そして、今日は梅雨の晴れ間に恵まれて、いつもお世話になっている先生からお誘いを受けて、午後から久しぶりにサッカーをしてきました。球技全般はどれも好きで、その中でもバスケ・バレーボール・野球・サッカーは(かろうじて、笑)参加できるだけの動きはできるので、久しぶりに思いっきり汗をかかせて頂きました。
ほとんどの方々が経験者(しかもかなりの腕前)でしたので、とにかく技術が高くて…特にボールのトラップとパスの精度が僕とは段違いでした。加えて、サッカーはチームスポーツなので、そうした技術に加えて全体を俯瞰する力、タイミングを計る力といったことも要します。それは研究・教育と同じで、僕にとってスポーツをその身で行うことは極めて身体的にそれらのことを体感し実感する貴重な時間を頂けます。
食もそうですが、そうしたトータルさを成してこそ、大きなパフォーマンスが発揮されるので、常に心身で意識していきたいのですが、なかなかなのが悩ましいところです。
2012年06月17日
報告会
先日(といってもだいぶ前になりますが、汗)、昨年頂いた研究助成の報告会で東京の麹町にあります日本農業研究所に足を運ばせて頂きました。
←駅から続くオフィス街をすっと横に入った涼やかな場所に☆
僕の報告発表の時間は最後だったのですが、ぜひ他の研究助成を受けた方々の発表もお聞きできたらと思い早めに到着し、研究所の方にご案内頂いて報告会の会場へ。待たせて頂いていると、農業関係の研究分野では誰もが知っているパイオニアの研究者の先生方がぞくぞくと入られてきました。
内心、研究助成を頂けたとはいえ、その成果は自信をもてるほどできたとはとても言い難かったので、これはえらいことになるのでは…と緊張しながら報告会がスタートしました。
けど、その緊張はすぐにほぐれていきました。そうさせて頂いたのは、研究報告終了後の先生方の質疑応答のコメントが、とにかく優しくてあたたかかったからです。
研究報告の結果は、決して芳しい成果とは言い難いものでしたが、審査されていた先生方の誰もが、各研究者の調査した研究の成果に対して、厳しい評価や査定をするのではなく、「あなたのその研究に対して、私がどのような力になれるのか」といったことを第一に考えてくれるとてもあたたかで柔軟さにあふれたご質問でした。こんなことをいうと、本当にわかっているのかなぁと思われると思いますが、そのライブ感の中で僕はそう感じさせて頂きました。そして、そう感じたのは、その分野を開拓してきたパイオニアとしての高い力量と後進への優しさがあふれんばかりにお持ちであるからなのではと。
そうした研究報告会終了後に、先生方といろいろとお話をさせて頂く中でも「がんばりなさい」と、とにかくあたたかなお言葉を報告した方々みなさんにかけて頂きました。もちろん、僕自身の報告の力量はとてもお粗末だったことには変わりありませんが、それでもそうしたお言葉をかけて頂けて、未熟ながらももっとがんばろうという気持ちを抱かせて頂きました。
僕はこのようなパイオニアの研究者がもつ固有のエートスのようなものに触れさせて頂き、今、当たり前のように居させて頂いている研究環境は、偉大な先人の方々がおられたからこそ成り立っていることを改めて思いました。何も大したことができるわけでもありませんが、怠らず精進していきたいと思います。
←駅から続くオフィス街をすっと横に入った涼やかな場所に☆
僕の報告発表の時間は最後だったのですが、ぜひ他の研究助成を受けた方々の発表もお聞きできたらと思い早めに到着し、研究所の方にご案内頂いて報告会の会場へ。待たせて頂いていると、農業関係の研究分野では誰もが知っているパイオニアの研究者の先生方がぞくぞくと入られてきました。
内心、研究助成を頂けたとはいえ、その成果は自信をもてるほどできたとはとても言い難かったので、これはえらいことになるのでは…と緊張しながら報告会がスタートしました。
けど、その緊張はすぐにほぐれていきました。そうさせて頂いたのは、研究報告終了後の先生方の質疑応答のコメントが、とにかく優しくてあたたかかったからです。
研究報告の結果は、決して芳しい成果とは言い難いものでしたが、審査されていた先生方の誰もが、各研究者の調査した研究の成果に対して、厳しい評価や査定をするのではなく、「あなたのその研究に対して、私がどのような力になれるのか」といったことを第一に考えてくれるとてもあたたかで柔軟さにあふれたご質問でした。こんなことをいうと、本当にわかっているのかなぁと思われると思いますが、そのライブ感の中で僕はそう感じさせて頂きました。そして、そう感じたのは、その分野を開拓してきたパイオニアとしての高い力量と後進への優しさがあふれんばかりにお持ちであるからなのではと。
そうした研究報告会終了後に、先生方といろいろとお話をさせて頂く中でも「がんばりなさい」と、とにかくあたたかなお言葉を報告した方々みなさんにかけて頂きました。もちろん、僕自身の報告の力量はとてもお粗末だったことには変わりありませんが、それでもそうしたお言葉をかけて頂けて、未熟ながらももっとがんばろうという気持ちを抱かせて頂きました。
僕はこのようなパイオニアの研究者がもつ固有のエートスのようなものに触れさせて頂き、今、当たり前のように居させて頂いている研究環境は、偉大な先人の方々がおられたからこそ成り立っていることを改めて思いました。何も大したことができるわけでもありませんが、怠らず精進していきたいと思います。