2014年01月
2014年01月30日
シェリー酒
先日、僚友と一緒に今年度の共同研究の最終打ち合わせを行いました。長いようで短く、また力量不足で多方面にご迷惑をおかけしましたが(汗)、密度の濃い研究を行うことができました。その後、お疲れ様会と僚友の就職祝いとで、久しぶりにゆっくりとグラスを傾けました。
その中でふと、メニューを見るとシェリー酒がありました。シェリー酒はアルコールを添加してアルコール度数をおよそ17〜22度まで高めた白のワイン(酒精強化ワイン)でスペイン南部のアンダルシア地方のある地域で作られ認定されたワインのみの総称の一つです。
興味深いのは、スペインのワインでありながら英語のsherryという名称になっているところです。これは14世紀ごろに元来、シェリシュと呼ばれていた名称がヨーロッパの国々に輸入されていく際に各国の呼び名に変化したことに由来します。中でもイギリスでの名称の変化(シェリシュからシェリーへと変化)を通じて、イギリスの方々が世界に多く持ち出していったことで一般化されていったことを活用して「シェリーの名称でもOK」としたフレキシブルなところです。
もちろん、自国の言葉でしっかりと表現することは大事ですが(スペイン語ではへレスといいます)、いい意味で実の利(理)を柔軟に行っていくことで、よい方向に歩を進めていく― そんなシェリー酒のような(?笑)僚友のこれからを心よりお祝いしたいと思い、乾杯しました。
その中でふと、メニューを見るとシェリー酒がありました。シェリー酒はアルコールを添加してアルコール度数をおよそ17〜22度まで高めた白のワイン(酒精強化ワイン)でスペイン南部のアンダルシア地方のある地域で作られ認定されたワインのみの総称の一つです。
興味深いのは、スペインのワインでありながら英語のsherryという名称になっているところです。これは14世紀ごろに元来、シェリシュと呼ばれていた名称がヨーロッパの国々に輸入されていく際に各国の呼び名に変化したことに由来します。中でもイギリスでの名称の変化(シェリシュからシェリーへと変化)を通じて、イギリスの方々が世界に多く持ち出していったことで一般化されていったことを活用して「シェリーの名称でもOK」としたフレキシブルなところです。
もちろん、自国の言葉でしっかりと表現することは大事ですが(スペイン語ではへレスといいます)、いい意味で実の利(理)を柔軟に行っていくことで、よい方向に歩を進めていく― そんなシェリー酒のような(?笑)僚友のこれからを心よりお祝いしたいと思い、乾杯しました。