食の旅路(三重編)

2011年08月09日

三重・宇気郷

 先日、お世話になっている先生とゼミ生の方々とご一緒させて頂いて、三重県松阪市にある宇気郷地区にお伺いしました。同地区の神事の調査とお祭りのお手伝いをさせて頂きました(僕はたいしたことはできませんでしたが、汗)。

Image7522←宇気郷にある堀坂山(標高757m)の山頂にある権現に竹を奉納し、五穀豊穣を祈る雨乞いの神事です。










Image7529←勇ましく竹をかついて登り、










Image7532←山頂の権現へと運んで、









Image7535←奉納します。











 山の麓の与原、伊勢寺、勢津という三か所から竹を運び、各々の竹の長さも競います。

Image7534←甲乙つけがたい長さでした☆










 そして、頂上について竹を奉納した後に、雨がぱらぱらと降り出してくるというさっそくの効果が☆

 その後は、下山して夜からのお祭りのお手伝いをさせて頂きました。


Image7565←達筆です☆










Image7550←準備中です。








 宇気郷地区は近年、高齢化が進んで決して大きな地区とはいえませんが、お祭りには地区外からの訪れる人が多く、幅広い年齢の方々が(特に10代、30〜40代の方々が多く)参加していたのがとても印象に残りました。


Image7556←ゼミ生の方がそうした幅広い年齢層で成り立っているお祭りの要因について聞き取り調査を行っていました。






Image7558←翌日は、地区をまわっていろいろと地元の方々のご協力をへてお話を伺いました。





 お話を聞かせて頂き、地区を歩かせて頂いた後に、昨日今日との総括を行う議論を川のせせらぎをBGMにさせて頂きました。皆、それぞれの問題意識を活発に交換しました☆


Image7563←その後は、お昼ご飯で地元の鶏に宇気郷で開発したオリジナルのタレをつけてバーベキューで頂きました☆多謝多謝☆







 全国の山間、中山間地区では高齢化や村・地区の存続の問題をかかえていますが、そうした問題を考えていく時、宇気郷から学べることが多いなぁと僕なりに感じました。今後、いろいろと議論を重ねていきたいと思います。


syokugi at 21:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!